プーと大人になった僕 を観ました
大人になったクリストファーロビンと,くまのプーさんの物語
寄宿舎に入って父親を亡くし,プーを忘れていたクリストファーロビンは
娘がかつての自分と同い年になり,再びプーと出会う
あれって,プーは「待つことをする」って言ってるけど
出会えたきっかけはプーが 待たなかったから なんですよね
クリストファーロビンが戦争に行っているときも,プーは森の中を探していたし
実は,待っていたのはクリストファーロビンの方なんじゃないかって
もちろんストーリーの流れとして
ロビンに再び会う→ロビンと別れる→ロビンがプーを探し出す
って流れはプーがシンデレラなんですが,
でもちょっと広い視点でみると,プーによる救いや変化の時を待っていたのはクリストファーロビンの方
人に使われる人間になってしまったロビンを,「家族のために」という呪詛から解放して
本当に家族の元に返していく,帰れるように気がつかせる
それが,クリストファーロビンがしていた待つということなんじゃないかっていう
そんなことを思いました
そう考えると,ヒロインはクリストファーロビンで,ガラスの靴はロビンの娘だったりして